2010年07月04日
書は置いて~モスラ再び
先週の日曜日。市役所体育館の近くで見つけました。
「モスラ」再び。
てっモスラじゃないんじゃない?
いえいえ、これは「モスラ光臨」で紹介した幼虫の成長した姿
です。
http://ystree0608.hamazo.tv/e1935944.html
←「モスラ光臨」
メンガタ(面型)スズメ、または、ドクロメンガタ(髑髏面型)
スズメと呼ばれます。
ちょうど、背中の文様が人の顔、それも髑髏に見えるからです。
幼虫に勝るとも劣らない容姿です。
小説、映画に詳しい人なら、「羊たちの沈黙」(*1)で犯人の象徴
として使われていたことを思い出すのでは。
(死体の喉にメンガタスズメの繭が詰められている)
1:「羊たちの沈黙」
トマス・ハリス作のサイコスリラー。
FBI訓練生クラリスが連続殺人犯バッファロービル捜査のため、天才
精神科医にして殺人鬼のハンニバル・レクター博士を訪ねる。
”レクターにはけっして個人的な話はしないように”と釘をさされていた
クラリスだったが、バッファロービルの精神鑑定の代償として、レクター
博士に自分の過去を話すことに・・・。
1991年に映画が公開(*2)。原作も面白いが映画(1991)も面白いという
稀な作品。
この作品以降、小説、映画では猟奇殺人、プロファイリング(*3)ものが
大流行に。
*2:映画「羊たちの沈黙」
監督ジョナサン・デミ、クラリス=ジョディ・フォスター、レクター
博士=アンソニー・ホプキンスで、この年のアカデミー賞の作品賞、
監督賞、主演男優、主演女優、脚本賞と主要部門を総なめ。
*3:プロファイリング
犯罪の性質、特徴他を分析して犯人像を推定していく。
Posted by 康酔 at 00:53│Comments(0)
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