実は日本酒なんです。その2
このブログ「酒と墨汁の日々」と銘打っておきながら、酒の話が
去年の8月から1回もないことに気づきました・・・。
ということで、しばらくお酒の話。
冬のいいところは、家庭でも一升びんも何とか保存できるという
ことでしょうか。
(やっぱり夏は常温保存でも冷蔵庫に入れないと。でも一升びん
は入れさせてもらえません・・・)
まず、福井県は美浜町、三宅酒造さんの「早瀬浦 純米」
口当たりよく、キレ良く、あれっ?だけど、じんわりと余韻が続いて
いく。とにかく、出しゃばらないないので、冷良し、燗良し。単独でも、
料理に合わせても良し。
何でもござれなんですが、この確固とした存在感は何でしょう。
私の中では昨年のベスト1です。
次は静岡を代表する土井酒造さんの、開運蔵のタンク一本をまる
まる買い取った「粋遥倶楽部(すいようくらぶ)(*1)」の「呑み切り
一番<特別純米酒>」。
波瀬正吉杜氏最後の作品です。
口に含むと開運らしい甘みを感じますが、その後、米の旨みがじん
わりと。でもキレがいいもんですから、ついつい進んでしまいます。
うーん、これもウマイ。
正月用にと奮発した二本ですが、価格以上に楽しめました。
*1:10店の酒屋さんが開運オリジナルのお酒を企画、リーズナブルに
提供しようという会
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